バラを長く楽しむために
バラは出来る限り早く水にいけましょう。
 長時間経った場合は水切りを行い、2〜3時間水揚げをしてください。
花器はきれいに洗いましょう
バラの葉は水につかる部分は取り除き、切り口は鋭利な刃物で斜めに切っていけましょう。
「切り花栄養剤」を溶かした水にいけましょう。
直射日光やエアコンの風が当たらない所にいけましょう。
3日に一度くらい、切り口を2センチほど切り戻しましょう
 それでも花首が垂れる様なら、新聞紙などに包んで深水の中で水切りをし、そのまま一晩くらい水揚げをしてください。
バラがしおれたり、花首が垂れてしまい、咲ききらないのはなぜですか?
 花瓶の中でバクテリアが繁殖すると、そのバクテリアが茎の中に入り込んで導管を詰まらせ、水が吸えなくなってしまいます。
 また、空気が導管をふさぐ事もあります、そうなると、切り花は当然のことながら、茎から水分や栄養を吸えません。
 そのため、栄養不足で咲ききる力が不足してしまうのです。
 咲ききる力は、収穫後時間と共に弱くなるので、古い切り花ほど花首垂れを起こしやすくなします。
 
切り花栄養剤とは
切り花長持ち剤、フラワーフード、鮮度保持剤等、いろいろな呼び方があります。
水中のバクテリアの繁殖を抑え、切り花に栄養を与える成分が含まれています。
花瓶の水に溶かすだけで、水揚げを良くし花首垂れを防いで、咲ききるまでバラの花を美しく保ちます。
花びらや葉のツヤを保つ働きもあります。
*水替えは不要です、バラが水を吸って減ってきたら、切り花栄養剤を溶かした水を補給してください。
市販されている一例として
美咲 大塚化学株式会社
クリザール クリザール・ジャパン株式会社
エバーローズ パレス科学株式会社
順不同
切り花栄養剤の使い方
切り花栄養剤の取り扱い説明に沿ってバラをいける水を作ります。
茎を水中に浸し切り口が斜めになるように切ります。
切り花栄養剤を溶かした水に切り花をいけます。